公開日:2021/04/27
カテゴリー:相続
ご家族が亡くなり悲しみに暮れる間もなく、やってくる問題、それが相続です。
「何から始めたらいいの?」
「真剣に考えてこなかったし・・・」
「家族でもめるのは嫌だなぁ~」
と、いろいろ考えさせられる問題です。
これから、私(八女筑後不動産売却センターの櫻井)が相続について体験してきたことや、勉強した知識をもとにお話しさせていただきます!少しでも、皆様のお役に立てればと思います。よろしくお願いいたします。
相続のはじめに確認すること!
それは、遺言書があるか、ないか、の確認です!
なんだと思われるかもしれませんが、この遺言書の有無が相続の大きな分かれ道の第1歩です。
- コース1 遺言書があれば、その内容通りに遺産を分けます。(相続人に限らず他人でも、何人でも誰か一人に全部もあり)
- コース2 遺言書が無ければ、相続人全員の話し合いで分け方を決めます。
ここで注意してほしいのは、コース2の場合あくまで分け方を決めるということです。
よく誤解されているのが、「遺産相続は法定相続分どおりに分けなければならない。」というものです。
「夫が亡くなった場合、妻が1/2で子供が残りを均等に分ける。」と聞いたことはないですか?
これが法定相続分なのですが、この分け方は法律に書いてありますが強制的なものではなく、あくまで分け方の目安なのです。つまり、相続人全員の同意があればどう分けようと自由なのです。
「妻に全部」「長男に全部」「妻1/3、長男1/3、長女1/3」など同意さえあれば分け方は自由でいいのです。
続きは、次号で・・・